引き寄せの法則について
インナーチャイルド(愛着障害)が癒されると、引き寄せの法則が発動すると懇意にしているカウンセラーさんから聞きました。
魔法のような話に聞こえるけど、メカニズムは単純で、
「自分の考え方が変わることで、周囲が変わり、結果的にチャンスに恵まれる」という状態のことを指すようです。
コツは「こだわりを手放すこと」だそうです。
私の場合は、
・正社員になりたい
・いい年をして、仕事もお金も家族も何も持っていない自分が恥ずかしい
・冠婚葬祭以外、親に会いたくない
・親が許せない
などなど。
欲望を挙げたらキリがありません。
手放すために、こだわりを深堀りします。
「正社員になりたい」を例に取ると…。
まずは『どうして私は「正社員になりたい」んだっけ?』と自分に問いかけます。
(私は大学を中退してから、ほぼ派遣で働いています。
自己紹介でぶっちゃけたとおり、就労意欲はあるのに周囲と上手くやっていけないため20代後半まで仕事をコロコロ変えているという背景があります)
最初に『収入を増やして、欲しいものを買ったり旅行に行きたい』という答えが浮かびました。
まだ何かあるはず…。しんどい作業ですが、更に自分に問いかけます。
『「しょせん派遣だから」とバカにされたくない』
んん?それっておかしくね??
重宝される派遣社員もいれば、バカにされる正社員もいるじゃん。
確かに、これまでに上記の言葉をぶつけられたことは何度もあります。
今思えば、「ぐみはバカだから、仕事が出来ない」と言ってしまうと人格攻撃になるので、オブラートに包んで「ぐみは派遣だから、仕事が出来ない」と表現していたのではないかと思うのです。
まぁ、そう言われても仕方がないくらい、当時の私はバカで気が利かなかった。
自分が悪いという事実を受け止められないから、批判を言葉通りに受け取って「私がバカにされるのは、私が派遣だからだ」と思い込み、「正社員になれば、バカにされない」というトンデモナイ超理論を展開したわけです。
ああ、バカバカしい。
気付いてからは、憑き物が落ちたかのように正社員への執着が消えました。
愛着障害の回復とは、気付きの連続です。
その先に、引き寄せの法則があるそうです。
…なげぇ道のりだなぁ。とほほ