発達障害だと思っていたら、愛着障害だった私の話

しくじり人生の中で気付いたことを共有するブログ

繊細さん(HSP)の診断テストのおかげで、本当の自分を思い出すキッカケを得た話

お久しぶりです。 ぐみです。 先日、ワイドナショーで「HSP」の特集を見ました。 「ハイリー・センシティブ・パーソン」の頭文字を取った造語で、「場の空気を読み過ぎて疲れ切ってしまうなど、生まれつき感受性が強く敏感な体質を持つ人」のことです。「繊…

過去のブログを読み返してみた

3年前に書いたと思えないくらい幼く感じ、自分の成長を噛みしめています。恥ずかしいですが、ここまで個人の心情をぶちまけているブログは今日日珍しく、助けになる人も多かろうと思うので消さず、修正もせず残しておく所存です。 数々の心の荷物を手放して…

愛着障害の治療方法について

先日の記事で『愛着障害の治療の極意とは、気付くこと』と書きました。 mauve-jasmin.hatenablog.com 選んだ治療法は医療行為ではありません。ただ、カウンセラーと約二時間話をするだけです。まず、日常生活で困っていることを具体的に話します。そして、カ…

2020生存報告

お久しぶりです。 ぐみです。 記事を書かない間、色々なことがありました。 目に見える一番の変化は、同じ会社で派遣社員から直接雇用に切り替わって一年が経とうとしていることです。リーマンショック以降初の事例だそうで、私は非常に運が良い。 ラッキー…

上京して15年以上経っているのに気付いていなかったことにビックリした話

正確には、今年の4月で17年目を迎えます。 すごいな。 もういっぱしの東京人じゃないか…!(うぬぼれ) ◆ 真っ先に思ったこと 『色々なことがあって、よく頑張ったなぁ。 そりゃ社会不適合者でも、15年必死にもがけば、自分とも周囲とも折り合いをつけられる…

一年ぶりに帰省した実家にはびこる機能不全の正体に気付いた話

あけましておめでとうございます。 変わらず、マイペースに記事を増産していこうと思っています。 さて、先日の記事で『愛着障害を克服できたかもしんまい!』と嬉々としてご報告しましたが、幻だったことが今回の帰省で判明しました。 無念なり。 まぁ、一…

罪悪感が愛着障害の根っこにあった件

お久しぶりです。 ぐみは元気です。 二ヵ月に一回のペースでカウンセリングを受けるようになり、二年半が経ちました。 過酷な幼少期を生き抜くために身に付けた思い込みから解き放たれ、随分と楽になりました。 世界はいい意味で単純で、幸せは常に私と共に…

火垂るの墓を十年ぶりに観たら、愛着障害をひとつ乗り越えた話

お久しぶりです。 ぐみは元気です。 先月のPVが1000を突破したというお知らせに今更気付きビックリしています。 ありがたいことです。 私の経験が悩んでいる皆さんの糧になればいいなと思います。 さて、愛着障害シリーズですが、新作は非常に難航しています…

【しくじり人生⑪】人並みに仕事が出来るようになったけど新たな壁にぶつかる話と愛着障害という答えに巡り合った話

前回のお話はコチラ mauve-jasmin.hatenablog.com ◆ 二年間の怒りが大爆発!けれど伝わってないと思うよ・・・ ようやく人並みに仕事が出来るようになって三年目に突入したぐみさん。 育児休職中の社員(Aさん)が復職するという話を耳にします。このタイミ…

【しくじり人生⑩】人並みに仕事が出来るようになりたくて奮闘する話とトラウマが大暴走した話

今回は、仕事が出来るようになることを優先して社交能力の改善を無視した結果、自覚のないトラウマに支配されて大暴れしたお話です。 前回はコチラ↓ mauve-jasmin.hatenablog.com ◆ 年齢相応のスキルが欲しい…! 失敗だらけの職業人生の中で「自分のペースで…

【しくじり人生⑨】自分に問題があると認められず、迷走する話

今回は、自分と向き合うことを無意識に避け、明後日の方向へ走り出すお話です。 前回の記事↓ mauve-jasmin.hatenablog.com ◆ 養われたくない…! 正社員の仕事を半年でクビになったぐみさん。すっかり自信を失くしてしまいました。元彼は「そんなに辛いなら仕…

【しくじり人生⑧】仕事が出来なさすぎて、正社員を半年でクビになった話

今日も仕事をお休みしてしまいました。 本当に具合が悪いのか、怠惰なのか自分でも分からん。 どっちにしろ、来週から本気出します。月曜行けなかったら本気でヤバい。 さて、前回は問題が表面化してきた話でした。 mauve-jasmin.hatenablog.com 今回は問題…

【しくじり人生⑦】 仕事が出来なさすぎて孤立してしまい、職場を追われるように辞めた話

今回は、問題が表面化してきた時期のお話です。 前回の記事はコチラ↓ mauve-jasmin.hatenablog.com ◆ 仕事についていけない… 職業訓練校に通って取得した簿記の資格を生かし、未経験可の経理事務を派遣会社から紹介してもらったぐみさん。 更なるステップア…

【しくじり人生⑥】 水商売を上がって昼職にジョブチェンジしたら、自業自得の地獄が待っていた話

インフルの経過が良くなくて、休養期間が伸びそうです。 すっかり元気になったと思っていたんだけど、まだ柔らかいうどんを食べていたいので本調子ではないんでしょうねぇ…。 ブログ書いてればいっか。 筆ノッてるし。 しくじり人生の振り返りが終わったら、…

【しくじり人生⑤】 大学中退後は水商売で生計を立て、親にバレた話

久しぶりに気力が湧いてきたので、大学中退後のしくじり人生についてぼちぼち振り返ってみようと思います。 ◆ 社会人として自立しなくては… 大学を中退したことで、親から一人前とみなされてしまったぐみさん。父の健保扶養から外れ、家賃も自分で払うことに…

心のコップに空いた穴の正体が分かった気がする話

帰省中、元旦に風邪を引き、帰宅してから熱計ったら38.5度あったので慌てて病院に行ったらインフルA型でした。 そんなわけで、年が明けてから一度も出社していません。 誰よりも長い正月休みをもらっているけど全く嬉しくない。健康が一番ですね。 死にそう…

年末に帰省して父に会うのが憂鬱な件

タイトルのとおりです。 父はお盆とお正月だけでなく、ほぼ毎週末、隣県にある自分の実家に帰って一人暮らしの母(私にとっては祖母)と過ごすので、毎年顔を合わせずに済んでいたのですが、今年に限っては帰省を一日後ろにずらし、新幹線の止まる駅まで迎え…

ブログ再開します。引き寄せの法則について分かったこと

何もする気が起きない六か月を経て、ようやく浮上して参りました。 働いていましたが、仕事以外は生きる屍って感じです。 思い起こせば無気力なのって物心ついたときからなんですけどね。 高校卒業後に上京してから悪化しました。 家庭環境に恵まれなかった…

職場の嫌われ者、仕事が出来ないYさんと昔の私はそっくりだ。今の私と何が違うのか考えてみた話

現在の職場に『今まで会ったことがない』と周囲が評するほど社会性ゼロのモンスター社員がいます。 私も彼女の非常識な言動に眉をひそめつつ、『昔の私と似てるな』と同族嫌悪の感情を抱いています。 彼女の特徴は ・自分を客観視できない ・責任感がない ・…

宇宙旅行に全然興味なかったけど、NIKKEI The STYLEの記事を読んで考えが変わった話

『ペンは剣よりも強し』って本当だなぁ、と思ったこと。 日曜の日経は軽めな読み物が多いので、経済ニュースを何とか読み込もうと四苦八苦するおバカな私にとって箸休め的な存在で大変ありがたいのです。 さて、今週の『NIKKEI The STYLE』は民間企業が打ち…

【しくじり人生④】 大学デビューした結果、上手く行かなくて中退するほど追いつめられた話

一年の浪人生活を経て、東京にある私立大学の文学部に合格し、晴れて大学生となったぐみさん。実家を出て、ひとつ上の姉と23区内で二人暮らしをすることになりました。 新しい場所には、ぐみさんのことを知っている人は上京組を除けば誰もいません。 そこで…

一番手軽な瞑想方法は散歩だと思う

週末の習慣のひとつは「散歩」で、二時間くらい近所を徘徊しています。 日常で深堀りしたい疑問をストックしておき、てくてく歩きながら思考を巡らすと前向きな答えが見つかるからです。 深堀りの仕方は、ひたすら「なぜだろう?」を問いかけること。 この方…

【しくじり人生③】 貴重な3年間を無気力に過ごし、何者にもなれなかった高校時代

家から近い、第一志望の公立高校に無事に合格し、晴れて高校生となった十数年前のぐみちゃん。 悲しいことに、びっくりするくらい何の思い出もありません。部活は幽霊部員だったし、夏休みのような長期休暇は誰とも遊びに出掛けず、引きこもって同じテレビゲ…

日経新聞が家に届くようになって初めて知ったこと

ほぼ毎朝、読む習慣がついてきました。 いいことです。 でも、基本はおバカなので、読みこなせている気が全くしません。 頭に入ってこない記事が三分の一くらいあるし。 ありがたいことに、「深読み講座」という至れり尽くせりな本を頂いたので繰り返し読ん…

こんなこといいな できたらいいな あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど

タイトルは『ドラえもんのうた』から拝借しました。 ところで、昔のアニメソングの歌詞ってすごくないですか?ダイナミックで豊かな発想には驚かされます。 例えば、ガンダムZZの『アニメじゃない』、ドラゴンボールの『摩訶不思議アドベンチャー』、キテレ…

飲み会で空気が読めず、空気になってしまう話

五千円の会費を払って歓送迎会に参加してきました。 ぶっちゃけ高いけど、派遣先の社員の情報収集が目的なのでかまわないのです。 三年上限まで厄介になるつもりだから、周囲との関係を友好に保つために色々話をしたいと思っていたからです。 また、悲しい子…

精神年齢が低い自分が嫌いだった話

つい最近まで、『年齢を聞かれる=攻撃されている』と思い込んでおり、特に大勢の前で年齢を言う場面がすごく嫌でした。 『年齢の割に内面が子どもっぽい』ことがコンプレックスで、年を重ねるほど年齢を言うのが苦痛だったのです。 原因ははっきりしていま…

同族嫌悪する心理と解決法がちょっと見えてきた

私は、『自分のことしか考えていない人』が嫌いです。 『「私が」好かれるにはどうしたらいいか』 『「私が」怒られないためにはどうしたらいいか』 『「私が」良ければそれでいい』 周囲への配慮が欠けている人のことで、自分本位な人とも言います。 なぜな…

【しくじり人生②】 周囲の変化についていけず、立ち往生した中学時代

【前回のあらすじ】 ニコイチの母と姉は、ストレスの矛先をぐみちゃんに向けます。父も面白がって便乗し、三対一という地獄のような日々を過ごしていましたが、小学校六年生に上がった時、家庭内の状況が一変します。 それは、年子の姉の中学入学です。 部活…

【しくじり人生①】 小学生の頃から、嫌われ者という悲しい役割を始めました

インナーチャイルド(愛着障害)の治療のひとつに、子どもの頃のイメージ画を描くというものがあります。 私が描いた絵を文章で説明すると、『一階建ての一軒家を縦に二等分し、左の部屋は明るく、父母姉が三人で楽しく談笑しており、右の部屋は暗く、ベッド…