発達障害だと思っていたら、愛着障害だった私の話

しくじり人生の中で気付いたことを共有するブログ

「何を考えているのか分からない」とよく言われる

私は、「何を考えているのか分からない」とよく言われます。

また、「ぐみさんがどんな性格でどんな人なのか、最後まで分からなかった」は退職日によく言われました。

 

極力、自分のことを話したくなかった。

なぜかって、全てが惨めな子ども時代に繋がってしまうと思っていたから。

 

なぜ、大学を中退したの?」→「家庭環境に恵まれず、人と健全な関係を築く方法が分からなくて孤立してしまったから」

なぜ、正社員にならないの?」→「家庭環境に恵まれず、人と健全な関係を築く方法が分からなくて、孤立してしまい職を転々としていたなんて面接で言えないから」

なぜ、結婚しないの?」→「子どもが欲しくないから」

なぜ、子どもが欲しくないの?」→「育てられる自信がない。子どもにはのびのびと育って欲しいけど、もし女の子だったら、『私もこう育てて欲しかったのに』と嫉妬して辛く当たりそうで怖い」

 

上記の質問をされることを、何よりも恐れていました。

親しみを込めて話しかけられるたび、「いつ、聞かれたくないことを聞かれるんだろう」と身構えて肩をすくめていました。

いざ聞かれると、挙動不審になり『何だコイツ』と失笑されるのがお決まりのパターンでした。

 

今でも、この質問をされるのは怖いです。だから人を避けて孤独な生活を選んでいます。休日は一人で過ごし、平日は仕事の話だけ饒舌です。

 

親のことを恨み抜いたから今はもう恨んでいませんが、完全に吹っ切れていないんでしょうね。

19歳で実家を出て以来、10年以上理由も分からないまま失敗し続けて来た人生をまだ受け入れられないのです。

 

現在の生き方は、慣れていることもあり快適ですが、自分のことだけ考えて自分のために生きるのは飽きてきました。

これがフィクションの世界だったら、ある日突然誰かがやってきて私の世界を乱し、価値観が変わる出来事を体験するんだろうなと思います。でも、現実には白馬の王子様みたいな都合のいい人はいません(笑)。自分が変わることでしか、周囲は変わりませんから。

 

私にとってのパラダイムシフトが起こるキッカケは何だろう。

…覚えたての言葉を言いたいだけなので、使い方が合ってるかは知りませーん(笑)。